さんかくすわりで書くブログ

勉強したこととか

設計に興味を持ったきっかけ

ここでいう設計はMVCのようなレイヤーをどう分けるか、どのレイヤーにどういう役割や責任を持たせるかの設計の話。

あるプロジェクトでアーキテクトチームと一緒に仕事をすることがあった。

まだ2年目とかで、設計に対する認識は基本情報技術者にあるような詳細設計ぐらいの認識しかなかった頃。アーキテクトが何をする人なのかもよくわかってなくて「なんかすごい人」ぐらいの認識だった。

早い話、設計についてあーだこーだと議論していたり、設計した内容を説明してくれているのが楽しそうだったから。

一緒に仕事をしている間、近くの席で話をしている内容を盗み聞きして、知らない言葉をネットで調べたりするようになった。

ネットで言葉を調べると大抵何かしらの書籍がヒットしたりして、それを片っ端から読んだりした。

アーキテクトチームが設計したものを自分たちで実装したり、その後保守運用もしないといけないので理解しておく必要があったのもあるが、やはり楽しそうな議論に参加してみたいというのが大きかった気がする。

子供が大人の会話についていきたくて背伸びした本を読んだりしてみるのと同じだと思う。

本を読んで解釈をまとめて質問してみて、フィードバックや補足をもらって、また別の本を読んだりネットで調べたりしての繰り返し。世界が広がっていくのがとても楽しかった。

凝集度と結合度とかの話も基本情報技術者で勉強はしたものの、いまいち実感としてなかったのが、具体的にコードとして理解できるようになったりして。

知識としてあったものが経験として活きる感覚。

そういうのが楽しくて、何かあれば設計の相談をアーキテクトチームに持ってっていたらいつの間にか自分もアーキテクトチームにいました。